一部のカーナビでは裏口が案内されることがございますので、上記地図や下記ご案内に従ってお越しくださいませ。
服部神社右手の坂道からは当館へはお越し頂けませんので、ナビがその周辺を指した場合には、それ以上進まずにお電話にてお問い合わせくださいませ。
またカーナビに入力の際は施設名(吉田屋山王閣)または電話番号(0761-77-1001)をご入力下さい。
住所(石川県加賀市山代温泉13-1)を直接ご入力されると誤った案内を行う場合が多いようです。
山代温泉街の魯山人寓居跡いろは草庵、はづちを楽堂、薬王院温泉寺などの散策できる観光スポットや、 菖蒲湯祭り、山代大田楽、食い初めカニまつりなどの年間イベントをご紹介します。
山代温泉には二つの公衆浴場「総湯」と「古総湯」があります。
ひとつは「総湯」と呼ばれる、広く新しい、熱交換システムを導入した、加水なしの100%源泉の共同浴場。
もうひとつは「古総湯」と呼ばれる、明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく「湯あみ」という温泉に浸かって楽しむだけの当時の入浴方法も再現した共同浴場です。
江戸時代の温泉場は、共同浴場を中心に街がつくられていました。共同浴場の周りに温泉宿が立ち並び、湯治客は共同浴場に通ったりときには自然の中を散策しながら長逗留していました。この共同浴場が「総湯」です。そして、総湯を中心とした周囲の街並みを「湯の曲輪(ゆのがわ)」といい、北陸特有の呼び方となっています。
当館も江戸時代〜昭和中期までは湯の曲輪で宿を営んでおり、その跡地は第3駐車場として古総湯の目の前にございます。
第3駐車場は当館にご宿泊のお客様は無料でご利用頂けますので、温泉街散策の際にご利用くださいませ。
また、第3駐車場までは当館から約80段程の階段を下って徒歩5分程でお越し頂けます。
温泉街の中心にある昔懐かしい紅柄格子風の木造建築オープンスペース。
茶店のソフトクリームや珈琲、お土産処「丹塗り屋」で販売されている九谷焼や地物にこだわった名産品が人気です。
吉田屋窯跡は、九谷焼のルーツを探る上で歴史的に貴重な遺跡です。また、展示館内には、窯跡や文献など山代の誇りとも言える貴重な品々が展示されている他、館内のスタッフや地元ボランティアガイドによる九谷焼の説明も受けられます。
事前予約で九谷焼の絵付けやろくろの体験もできます。
総合芸術家として有名な北大路魯山人。
若かりし頃の須田青華窯での修行が陶芸家としての天分をも発揮させました。主に山代温泉に逗留した際の作品を展示されています。
薬王院温泉寺・服部神社の奥の道から、明覚上人の墓、当館横手の山道と続き、萬松園公園へと続く散策路です。それまで「いろはにほへと」だった日本語を「あいうえお(を)」と、現在の五十音順表記へと改める基礎を造り上げた明覚上人のお墓が道中に存在することから、この小径の名前がつけられました。また、萬松園公園には、晴れた日には白山を遠望できる展望台「栄縲堂(さざえどう)」もございます。
当館も引湯している1300年間変らず沸き続けてきた源泉の噴出場所が公園になっております。
中には屋根付の足湯や与謝野鉄幹が山代を訪れた際に詠んだ「山代の 泉に遊ぶ たのしさを たとへて云えば 古九谷の青」という句の九谷焼製の句碑があります。
写真の看板がある商店では、山代温泉のご案内や雨傘のお貸し出しを行なっております。
温泉街の散策中にお困りの際はぜひお立ち寄り下さい。
一年の無病息災を祈願し、菖蒲みこしをかつぐ若者たちが山代温泉の温泉街を練り歩きます。神輿につけた菖蒲は最後に俵ごと総湯に投げ込まれ家内安全・無病息災を願ってたくさんの人が訪れます。お祭り期間中は、古来から邪気を祓うと伝わる菖蒲の香りが、街中いっぱいに広がります。
中世に流行したという謎の芸能「田楽」に日本各地の芸能や音楽を取り込み、現代に再現。故・野村万之丞氏プロデュースのイベントは神秘的な笛の音とかがり火を背景に、奇抜な衣装をつけた人々が躍動感あふれるリズムと踊りを披露します。開催中、会場周辺では毎日縁日コーナーなど多彩な催しが開催されます。
山代温泉の全旅館のスタッフと商店街の方々がお客様をもてなしいたします。豪華景品が当たる抽選会やスマートボール、スーパーボールすくいなどがございます。お子様も大人の方も楽しめる夏まつりです。
五穀豊穰の祈願感謝を祝う山代温泉、服部神社の秋祭りで、境内で奉納舞された大獅子が町内を練り歩き、社殿では平和を祈る浦安の舞が奉納されます。